書くことが好き。
だけど、1記事を完成させるのに、何時間もかかってしまう――
そんな自分に気づいたのは、副業ブログを始めてしばらく経った頃のことでした。
副業としてブログを選んだのは、会社だけの収入に少し不安を感じたから。
「自分のペースで続けられて、初期費用もそんなにかからない」
そんな理由でブログを始めてみたのですが、思うように記事が書けない。
公開できない記事ばかりが下書きに溜まっていく。
そんなジレンマを抱えながら、私はあるカリキュラム型のブログ塾に参加しました。
マニュアル通りの運営と、見えない壁
その塾のカリキュラムでは、ブログ開設の基礎から、Googleアカウントの作成方法、記事のテーマ選びから書き方まで丁寧に学べる構成になっています。
わたしはその中でも特に、「記事テーマの探し方」や「記事作成の手順」を中心に実践していきました。
本業の合間に記事を投稿していくスタイルだったので、記事にするテーマを見つけられないと投稿できないどころか、記事作成にも進めない。
なので、塾のこのカリキュラムは、わたしの悩みを解決できる方法になるはずでした。
言われた通りに、素直に作業を進め、塾に参加してから新規で開設したブログは50記事を超えるまで積み上げることができましたし、収益化の要であるアドセンスにも合格。
実際、「ちゃんとやっている」という達成感はあったんです。
でも、アクセス数は500PVにも届かず……
ある日、講師の方から「どれかの記事がアクセスを伸ばす足を引っ張っているのかも。新しいブログに切り替えたほうがいいかもしれない」とアドバイスをもらいました。
確かにそうかもしれないと思い、私は2つめのブログを立ち上げました。
でも、そのブログもなかなか伸びず、アドセンスにも不合格。
再びモヤモヤした気持ちを抱えながら、
「このやり方、本当に自分に合ってるのかな?」
と、疑問を感じ始めました。
「相談相手」になるとは思っていなかったChatGPT
正直、最初はChat GPTのことを“記事作成ツール”としか思っていませんでした。
「リード文を考えてもらえるらしい」
「SEOライティングも得意らしい」
そんなイメージで、実際に使っている人の真似をしながらテンプレート的に使っていたんです。
でも、ある日ふと、本当に何気なく誰にも言えなかったブログ塾でのモヤモヤをChat GPTにぶつけてみたんです。
「マニュアル通りの記事テーマ探しがどうしてもしっくりこない」
「カリキュラム通りにやってるのに、アクセスが伸びない」
「マニュアルを否定しているようで講師に相談しにくい……」
などなど。
特に、この時のわたしの悩みは、複数いる講師陣の間で情報共有がされていないのか、すでに報告・相談していることを、繰り返し聞かれることのしんどさ。
そして、講師からの質問に答えたのに、その回答をスルーされて別の講師からの返信や質問があることへのモヤモヤ感。
違和感がどんどん大きくなっていくけれど、誰にもそれを言えないことでした。
そんな心の中にあった小さな声をそのまま書き出したら、Chat GPTは驚くほど丁寧に、しかも“わたしの立場に寄り添って”、具体的にアドバイスをくれたんです。
「こんなやり方を試してみるのはどうですか?」
「今のやり方に違和感があるなら、こういう考え方もアリですよ」
そんなふうに“否定せずに肯定してくれる感じ”が、なんだか心地よくて――
そこからわたしは、カリキュラムの進め方や講師陣へのモヤモヤもどんどん相談するようになりました。
気がつけば、ただの「文章作成ツール」ではなく「相談相手」としてChat GPTを信頼するようになっていて、
「もうちょっとブログを続けてみようかな」
と思えたんです。
ChatGPTと“伴走”するブログ運営へ
そこから、わたしは塾のマニュアルから少し離れて、「マニュアルの基準を満たした記事テーマではなく、自分でテーマを決める」というスタイルに切り替えました。
具体的には、以下のような基準でテーマを選んでいます。
この条件に当てはまるキーワードを拾っていくと、「今の自分でも書けそう!」と思えるネタに出会えることが増えたんです。
Chat GPTと一緒に記事の構成を考えたり、リード文を相談したりすることで、記事作成もグッとスムーズに。
以前よりも「一人で書いてる感」が薄れて、むしろ“チームで書いてる”ような安心感すらありました。
ちなみに、以前は1つの記事を書き上げるのに最低でも6時間以上かかっていたのが、今では2~3時間で下書きまで進められるようになりました。
ブログが楽しくなった。そして、結果もついてきた
マニュアルに書かれていない方法で記事テーマを決め、Chat GPTを活用しながら立ち上げた3つめのブログ。
始めてからわずか2ヶ月で、月間1,500PVを達成しました。
「やっと、自分のやり方が見つかった」
そんな感覚でした。
もちろん、Chat GPTの情報がすべて正しいわけではありません。
だからこそ、わたしは判断の軸を持てるように、信頼できる書籍を読んだり、SNSで発信している人の中から自分に合う人をフォローして情報を取捨選択したり、地味だけど着実なインプットも続けています。
今、ブログ運営で迷っている人へ伝えたいこと
わたしは、高額な情報商材や塾を否定したいわけではありません。
実際、それらから得た知識や視点は、確実にわたしの中にあります。
でも、ノウハウがありすぎて迷子になってしまった人や、過去のわたしのように、
「記事を書くのに時間がかかって、ブログ運意を続けられない」
と悩んでいる人にこそ、Chat GPTを使った記事作成を試してみてほしいなと思うんです。
ChatGPTは“書いてくれるAI”というより、“一緒に考えてくれる相棒”
自分の言葉で、自分のペースで記事を書くことができれば、ブログ運営はもっと楽しくなります。
わたしのように「マニュアルが合わなかった」という方のヒントになりますように。
今後、Cha tGPTと一緒に記事を作成していく方法や、収益化の工夫についてもブログで紹介していく予定です。
よければ、また見に来てきてくださいね。