一人暮らしを始めようかなと思っている人にとって、今の収入で生活できるのかどうか、気になるところですよね。
そこで今回の記事では、姉と7年ほどルームシェアした後、完全なる一人暮らしを始めたアラフォー正社員のリアルな手取り給与と生活費を晒しちゃいましょう。
あなたが住んでいる地域によって、家賃や物価の相場に違いはありますが、結論から申し上げると、ボーナスなしの年収200万台で車を持っていても、一人暮らしは十分に可能ですし、貯金だってできます。
一人暮らしを考えているけど、手取り給料の少なさで踏み止まっている方がもしいたら、今回の記事はなにか参考になるかもしれません。
アラフォー正社員のリアルな手取り給料を晒してみる
直近の給料明細を確認しました。
社名と社員番号、わたしの氏名は加工させていただいてますが、それ以外の数字は実際に振り込まれる予定の給与明細です。
今月は年末調整で戻ってくる分があったため、実際に振り込まれる給料は17万超えと、ちょっとだけ多め。
普段は17万円以下……
繰り上げれば約17万円ですよ!
今年の5月分の給料から、ほんのちょっとだけ基本給は上がったものの、昨年度の年収が社会保険料の等級が上がるかどうか瀬戸際の金額でした。
4月、5月、6月の平均給与が前年より金額を超えてしまったため、10月分の給料から社会保険料の控除額が増え、逆に手取りの給与が減ることに……
世知辛いわ~
その分、将来もらえる年金は増えるわけですから!
雀の涙ほどの交通費はもらえてますが、スタッフ時代は1日350円×出勤日数分の支給だったため、距離数に応じた交通費しかもらえない今、正社員のメリットはないです。
ボーナスという名の決算手当も、昨年度末の1回しかもらえてないですし。
それでもなんとかなっているのは、軽自動車に乗っていることと、基本的に通勤と買い物くらいしか車に乗らないので、ガソリン代が支給されている交通費で賄えているため。
家から職場まで車で約15分ほどの距離というのも、ガソリン代の節約になっているかもしれません。
※2022年2月13日追記
2021年4月に昇給し、手取り金額が18万円になりました!
相変わらずボーナスの支給はありませんが……
それでも1ヶ月5000円の昇給は大きいですよね
手取り16万円のリアルな生活費
給料明細を晒したところで、続いては12月の給料で引き落としになる固定費と、残りの生活費――変動費、やりくり費の内訳ですね。
まず先に、管理人の生活環境をお伝えしておきます。
住所:北海道の十勝在住、車がないと職業選択の幅が狭まる
住居:築40年ほどのRC鉄筋マンション(エアコンなどという文明利器はない)
1階部分が駐車場になっている4階建てマンションですが、エレベーターもありません。
わぉ、GIRI・GIRI☆
手取りの25%以内だけど、家賃が高いよねぇ
改めて、固定費とやりくり費予算を計算してみましたが、思った以上にカツカツの生活を送っていることに自分でも愕然としました……
計算上は9000円ほど余っていますが、実際はそこまで余ってないかも。
というのは、引き落とし口座に入れる金額は、キリのいい数字で計算し、ちょっと多めに入金しているため。
やりくり費は1000円単位で管理し、わかりやすくしてますよ。
ギリギリの暮らしを送っていますが、それでも月2万円の貯金ができているので、そこは評価していただきたいです
我が家は町の中心部に近いんですけど、その割に家賃が安いのは、築年数が古いから。
古い建物ではありますが、お風呂がリフォーム済ですごくキレイなんです!
おまけに、設備として最初から置いてあった、FF式石油ストーブと2口ガスコンロは、なんと未使用品。
物件回りを始めて最初の1件目で、姉と即決するくらいには良い物件でした。
水回りがキレイだと、心地よく暮らせますよね
ガス会社が都市ガスだったのもラッキーでした☆
一人暮らしで2DKだと正直、部屋が余って贅沢です。
でも、
お風呂がリフォーム済み
バス・トイレが別
設備のストーブとガスコンロが新品
都市ガスの物件
ストーブ以外に灯油を使わない(夏は灯油代0円!)
駅、病院、コンビニ、スーパー、銀行、郵便局が車で約10分圏内
職場まで車で約15分圏内
以上のことから、今のところは引っ越しを考えておりません。
3万円くらいの1Rか1DKで、せめて職場に近いところと思って、探してみましたが、なかなか良い物件が見つからず……
今後、生活が苦しくなるようであれば、引っ越しを視野に入れようと思います。
ちなみに、姉と暮らしていた時の生活費1年間(2019年12月の給料で引き落としになる分から、2020年11月の給料で引き落とし分まで)の平均金額は以下の通り。
家賃と光熱費は完全折半にしていたので、実際の固定費は上記よりも安かったです。
二人暮らしの割には水道代がやたらと高くて、なんでだろうって疑問に感じてましたが、たぶん姉がお風呂でお湯を使い過ぎていたんでしょうね。
毎日の洗濯とお湯張り&シャワーの併用のせいだったかも……
水道代は今後、2ヶ月毎の請求でも6000円台、猛暑日はシャワーだけで手早く入浴を済ませると思うので、ガス代も含めたら、今月よりもっと安くなると思います。
電気代は一人でも二人でも、今後もそんなに変わらないかと。
ガスと灯油代は、これから厳冬期なので、もうちょっと高くなることを予想しています。
光熱費の節約をアレコレ考えていたのは、家賃を含めて、水道光熱費の契約者がわたしであり、建て替える形で先に口座へ振り込んでいたから。
姉から折半した分の固定費をもらうまで、切り詰める必要があったからです。
手取り16万で先に支払いを済ませちゃうので、いつ姉からお金をもらえるか、それだけ考えながら生活してましたね。
正社員になってからは多少のゆとりはできましたが、スタッフ時代は社員の今より給料が少ないにも拘らず、仕事を転々としてばかりだった姉から生活費をもらえず、貯金を切り崩したり、私物を売ったりと、必死にお金をかき集めていたことも……
話は脱線しますが、お金にだらしない同居人とのルームシェアはオススメしません!
手取り16万でも車を持てるし、貯金もできる!
わたしが住んでいる地域は車社会なので、どうしても車を手放すことはできません。
そのような状況ですが、手取り16万円でも一人暮らしはできるし、貯金も可能です。
将来のためにも貯金額を減らすことなく、月2万円はキープし続けたいですね。
しかし、ローンで毎月1万円を払い続けるよりも、貯金は一旦ストップして、現金一括で完済したほうが生活にゆとりは出そうな気がします。
まぁ、固定費の節約は今のところ家賃以外にないので、収入を増やすことを考えたほうが早いかもしれません。
年金だけでは暮らしていけないのはもう明白なので、副業で家賃と光熱費を賄えるようになりたいですね。